新型インフルエンザTop >  新型インフルエンザ タミフル >  抗インフルエンザ薬「タミフル」

スポンサードリンク

抗インフルエンザ薬「タミフル」

抗インフルエンザ薬として、「タミフル」があります。
タミフルはA型、B型インフルエンザウイルスに有効な治療、予防薬で、カプセルタイプとドライシロップタイプがあります。
タミフルは、スイスのロッシュ社というところで、製造されています。

現在、そのタミフルが不足している状態です。
総生産数の74%が日本で使われたと言われてるほど日本が一番の消費国でした。

ところが、アメリカ・ニューオリンズを襲った巨大ハリケーン「カトリーナ」の対応のまずさで非難にさらされたブッシュ大統領は、名誉挽回のため、タミフルの国家的備蓄計画を打ち出しました。
アメリカは、71億ドルを投じで、4400万人分(EUでは、1億1千万人分)の備蓄計画を掲げ、ワクチンや抗ウイルス剤の開発や備蓄をすることを打ち出しました。

その計画の影響で、全世界でタミフルの不足状態が加速することとなりました。

しかし、タミフルといえども新型インフルエンザに対しては、有効な実績のある薬ではありません。

通常体内に入ったウィルスは、2?3日で数が最大になります。
その最大に増殖する前にタミフルを打って、増殖を抑えことで症状を和らげるのです。

抗インフルエンザ薬は、あくまでもインフルエンザの増殖を抑えるための薬で、根本治療する(ウィルスを殺す)のではありません。

なので、早めの服用が必要で、医師の処方箋が必要となります。

昨年などは、タミフルにより異常行動を起こした、等の報告もありますが、タミフル服用と異常行動との因果関係はまだ明らかにはなっていません。
特に妊婦や子供などは、医師とよく相談した上で処方する必要があります。

関連エントリー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://net-mbl.net/mt/mt-tb.cgi/155

新型インフルエンザTop >  新型インフルエンザ タミフル >  抗インフルエンザ薬「タミフル」

新型インフルエンザTopへ