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抗インフルエンザ薬「リレンザ」

抗インフルエンザ薬として「リレンザ」というものがあります。

リレンザは、吸入器具(ディスクヘラーといいます)を使用して、上気道の表面に到達付着させるタイプの吸入剤です。

ウイルスの表面に存在するたんぱく質「ノイラミニダーゼ」の働きを阻害し、増殖を抑えます。
リレンザはインフルエンザウィルスのA型とB型に効果があり、英製薬企業グラクソ・スミスクラインが開発しました。

リレンザの特徴は、即効性にあります。
経口薬のタミフルは、腸から吸収され血液により体内に運ばれて効果を発揮するので、時間がかかり、また耐性ウイルスが出現しやすいともいわれています。

現在リレンザも、タミフル同様、品不足の状態にあります。
注文が相次ぎ、過去の需要量をはるかに越えており、なおかつその生産には時間がかかると言われていて、ますます不足してきています。

しかし、リレンザも、タミフル同様、小児や未成年者に異常行動があったことが報告されています。
タミフル同様、リレンザと異常行動との因果関係も明らかになっておりません。

また、主な副作用として、下痢、嘔吐、嗅覚障害、発疹、悪心などがあります。

タミフル同様、リレンザも医師の診断を仰ぎ服用することです。
何か問題が出てきたらすぐに使用を中止し、医師に相談することが必要です。
特に未成年者等に服用させる場合は、必ず大人の目の届くところで使用する必要があります。

リレンザとタミフルの大きな違いとして、服用方法が挙げられます。
タミフルは経口薬で、リレンザは吸入タイプなので、リレンザは小児や高齢者などが使用するのが難しいということがあります。

どちらの抗ウィルス剤も、品不足の状態は続くとみられ、日本でも絶対量が足りない状態です。

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