新型インフルエンザ

いま、新型インフルエンザが世界的大流行（パンデミック）の可能性が濃くなってきました。
新型インフルエンザウィルスとは、鳥などの動物のウィルスが人に感染し、そのウィルスが変異して、人から人へと感染することをいいます。
今回は豚から人への感染が起こりました。
新型インフルエンザは、毎年流行するインフルエンザとはウィルスの抗原性が異なり、ほぼ１０年から４０年の周期で発生しています。
１９１８年に大流行したスペインインフルエンザは、世界では４０００万人もの人が亡くなりました。

近年、東南アジアなどで発生している鳥インフルエンザウィルスが、人に感染することが相次で報告されています。
そのウィルスは毒性が強く、それが変異して新型インフルエンザになるのではないかと言われています。

新型インフルエンザウィルスは、未知のウィルスのため、たいていの人は免疫がありません。
ですから人から人へ簡単に感染すると、世界的大流行（パンデミック）を引き起こす可能性が高いわけです。

現代は、飛行機などの交通手段が発達しており、人口密度も高くなっているので、感染が速い速度で広がっていくことが予想されます。
また、交通や電力などの社会的機能が麻痺するのではないかとも言われてます。

この新型インフルエンザは、近年必ず発生すると言われています。
国や会社においても、その対策が講じられるようになりましたが、家庭においても、自分たちでできる対策を考えておかねばなりません。

新型インフルエンザが発生してから慌てなくてもいいように、今からできることから対策を始めましょう。

大切な家族も被害にあわないように、まずは手洗い・うがいなど、自分でできることから始めましょう。