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警報フェーズの段階

WHO(世界保健機関)は、1999年に「インフルエンザパンデミック計画」というものを策定しました。
WHOは、パンデミック警報フェーズというものを用いています。

警報フェーズというのは、新型インフルエンザの流行の度合いを数値的にあらわすものです。
フェーズ1から6まであります。

フェーズ1から3は、人から人への感染が無い場合です。
フェーズ4が発令されたら、国際社会や政府や企業は、ガイドラインに沿って行動を起こすように促されます。
フェーズの発表タイミングは、WHOの事務局が行います。

フェーズ4が発令されるということは、人から人への感染が起こったということで、現在はフェーズ5なので世界的大流行(パンデミック)の一つ前です。

したがって少しでも小さなフェーズで押さえ込むため、事前にガイドラインを設置して、感染被害の拡大を防ぐのです。

新形インフルエンザが発生すれば、人から人へ移るのは避けられないと言われていましたし、
現在ではそれが実際に起こっています。

ただ、実際に起こってからでないと、そのガイドラインがどこまで有効なのかどうかわかりません。
早急な改正も必要となることでしょう。

ガイドラインだけに頼らず、今から個人個人がどのようなことができるかを考えておくことが隠れた狙いのようです。

WHOがフェーズ4を発表したというニュースを聞いたら、人から人への感染が起こった危険な状況にあるということが分かるような知識はもっておきたいものです。

常に正確な情報をつかみ、パニックにならないようにすることが重要です。

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