新型インフルエンザTop > 新型インフルエンザ ワクチン > 新型インフルエンザのワクチン
スポンサードリンク
新型インフルエンザのワクチン
あなたが毎年接種しているインフルエンザワクチンというのは、新型インフルエンザに対してはまったく効果がありません。
インフルエンザウィルスの種類が異なるからです。
新型インフルエンザに対して有効なワクチンは、実際に新型インフルエンザが発生してからでないと作れません。
それに対して、事前に予測して作るワクチンを、「プレパンデミックワクチン」と呼びます。
プレパンデミックワクチンは、新型インフルエンザがパンデミック(世界大流行)を起こす前に、予防的に接種することを目的としています。
現在の「プレパンデミックワクチン」は鳥インフルエンザ(H5N1型)を基に作られています。
ただし、有効かどうかは、実際に新型インフルエンザが発生しなければ確認することができません。
事実、新型インフルエンザに対するワクチン「パンデミックワクチン」は、新型インフルエンザが発生後、約6か月ほど製造するための期間が必要と言われています。
それでは間に合わないので、あらかじめ抵抗力をつける意味で、「プレパンデミックワクチン」を接種しようと考えられたのです。
現時点で政府はプレパンデミックワクチンを、1000万人分備蓄しています。
しかし絶対数が足りませんので、接種する人に対して、優先順位が決められています。
まず医療関係者や、ライフライン(電気、水道等)の仕事に従事する人など、新型インフルエンザの感染が拡大しても、仕事を続けなければならない人々から接種するとなっています。
しかし、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児、重症化しやすい若年層等に対しては、優先順位に含まれてません。
優先順位の詳細については、後で改めて書きます。
関連エントリー
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://net-mbl.net/mt/mt-tb.cgi/150