新型インフルエンザ

インフルエンザウィルスが冬に流行することが多いのは、ウイルスにとって温度２０度前後、湿度２０％前後という環境が最適だからです。
インフルエンザウィルス以外のウィルスも、乾燥を最も好みます。

新型インフルエンザが流行した場合、家庭でできる有効な予防対策としては、湿度５０％?６０％に保ち、こまめに換気をしましょう。

加湿器はもちろん、空気清浄機なども有効です。
最近は、空気中の塵やホコリだけでなく、ウィルスを除去したりする特殊フィルターを備え付けたタイプの空気清浄機も数多く製品化されています。
また、空気清浄機で加湿もできるタイプもあります。
自宅環境にあった加湿器や空気清浄機を準備しておくとよいでしょう。

濡れタオルをかけておいたり、洗濯物を室内に干すのも加湿器の代用になり効果があります。

これらの方法は新型インフルエンザだけでなく、通常のインフルエンザや風邪にも有効な予防対策といえます。
室内の湿度を上げることは大変効果がありますので、予防のためにも常に加湿器等をつけておくと良いでしょう。

ただし、古い加湿器は逆効果のものがあります。
必ず、フィルター等はこまめに交換し衛生的に利用しましょう。

また、換気をすることにより、室内に漂っているウィルスを外に出すことができますので、寒くても、１時間に１回は換気をして、新鮮な空気を室内に入れてください。
特に、家族で外出先から帰った人がいた場合は、家にウィルスを持ち帰った可能性がありますので、換気をして、きちんと加湿して、ウィルス対策をしましょう。

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